エアコンの掃除といえば、プレフィルターのホコリの除去だけだと思っていませんか?
実は、エアコンのなかで一番汚れているのは、プレフィルターの奥にある「熱交換器」なのです。
熱交換器は、プレフィルターを外すとすぐに現れてみることができますが、しかしその汚れをとることは容易ではありません。
なぜなら、たくさんの羽が無数に並んでいるためです。
エアコンメーカーのダイキンによれば、羽の表面の総面積はタタミ7枚分にもなるのです(エアコンの中はどうなっているの?/ダイキン)。そこに、空気中に含まれる水分や油分が付着し、ホコリやチリが付着し、さらにニオイやカビ菌が付着すると、エアコン運転時の悪臭につながってしまうのです。
この原因である汚れを落とす、そのためには、掃除機で吸えばいいのでしょうか。残念ながら、それでは汚れは落ちません。
エアコンクリーニングスプレーが市販されています。それを使うという方法もあります。しかし、スプレーの届く範囲は除去できるかもしれませんが、届かない端のほうや奥側はどうでしょうか。
残念ながら、完全に除去することはできません。